英単語は〇〇とセットで覚える!『システム英単語』がよく使われる3つの理由

Study book Study
Study book

みなさんは英語学習をするとき、こんな悩みを抱えたことはありませんか?
「英単語を勉強したいけど、どの単語帳を使えばいいんだろう?」と。
そこで!この記事では、英単語学習の代表作ともいえる「シス単」こと『システム英単語』を詳しく分析していこうと思います。どうして広く使われているのか?どんなところが良いというレビューに繋がっているのか?をテーマに、3つのポイントにまとめて紹介したいと思います!具体的な使い方についても解説していきます!

先に結論から言っちゃいましょう。「シス単」のポイントはズバリ!この3つです!

①最低限ここだけ覚えればOKの「ミニマル・フレーズ」!
②反復練習するほど効果を発揮する、豊富な追加情報!
③単語帳準拠のチェック問題集も売っている、勉強方法の多様さ!

①最低限ここだけ覚えればOKの「ミニマル・フレーズ」!

 シス単の各単語ページ最上部には、そのページに登場する単語を使ったごく短いフレーズが書いてあります。これが「ミニマル・フレーズ」。ひとつ例をご紹介しましょう。一番最初に登場する動詞”follow”についてはこのようなミニマル・フレーズが書いてあります。

follow her advice (彼女の助言に「従う」)

(『システム英単語(改訂新版)』 p.2)

 最初にこのシス単を開いた皆さんはこのフレーズを見るだけでOKです。でも単語の意味を覚えるだけならフレーズごと覚えなくてもいいんじゃないの?と思うかもしれません。

 しかし、このフレーズとセットで覚える行為が重要なのです。なぜなら、英語は単語だけで成立するわけじゃないからです。結局は文章の中で使うものですよね。どういう場面で使うのか、この動詞をこの使い方するときに助動詞は必要だったか(=自動詞か他動詞か)とかまでついでに覚えることができるのは大きなメリットです。

②反復練習するほど効果を発揮する、豊富な追加情報!

 これ、結構重要なポイントなんですが、単語帳は繰り返し使うことで真価を発揮するものです。
だからこそ繰り返すたびに少しずつ余裕が出てきて、その単語の意味にとどまらず周囲に書いてある情報にまで目が行き届くようになり始めます。そうなったときに役立つのが、類義語や頻出熟語などのオマケ情報。
 ここでも例を挙げましょう。先ほどの”follow”と同じページにある動詞”expect”にはこんな使い方や派生語が書いてあります。(意味はあえて書かないでおきます。皆さんはいくつ答えられますか?)

expect to V
expect A to V
expect A from [of] B
expectation
life expectancy の意味は?

(『システム英単語(改訂新版)』 p.2)

 もちろん本編にはすべて意味が載っています。こういった知っておくと使える追加情報をついでに目に入れることができるため、繰り返すほどに情報量が増えていく点は非常に魅力的です。ちなみに、あくまでも使っていた私の感覚ですが、3周目以降になるとこの追加情報は力を発揮し始めます。

これは私が使っていた例ですが、1周目にミニマル・フレーズだけざっと目を通す、2周目になるとミニマル・フレーズをテストしながら下の第2、第3の意味にも目を通す。3周目以降は前回までに覚えたミニマル・フレーズと細かい意味をテストしながら、前回すぐに思い出せなかったところを重点的におさらいする&類義語や派生に目を通す…という勉強法をやっていました。何度も繰り返していると次第に覚えているところは速答して進められるようになるため、見る情報量は増えているはずなのに所要時間は減っていきます。やはりスポーツでも勉強でも、結局のところ反復練習が最短ルートのようですね。

③単語帳準拠のチェック問題集も売っている、勉強方法の多様さ!

最後に、勉強方法の多様さについてです。

こちらの『システム英単語』は駿台文庫から出されているんですが、同出版社から『システム英単語 チェック問題集』というものが販売されています。他にも、私は使ったことがないのですがCDもあります。これらはすべてシス単準拠となっているので、自分がどれくらい覚えたか、使いこなせるようになったかをテストするためにも使えます!

英単語は暗記とよく言われますが、暗記とはは結局、覚える→思い出す練習(テスト)をする→覚えてない所を覚え直す→→思い出す練習(テスト)をする→…の繰り返しなので、このチェック問題集が合う人にはとことん合います。私はずっと赤シートでミニマル・フレーズの単語部分と和訳部分を交互に隠してテストしていましたが、書く方が記憶に残りやすいという方には問題集がマッチすると思います。もちろん聞く方が覚えやすいという方にはCDが大活躍することと思います。

このように、自身に合った、得意な覚え方に合わせた学習ができる教材がそろっているというのが大きな強みです。

まとめ

いかがだったでしょうか?この記事では、シス単こと『システム英単語』の強み、おすすめの理由とその使い方まで解説してきました。

では具体的にどんな方にオススメなんでしょうか。結論から言うと、高校生以上のレベルの英語を学ぶすべての方にオススメです。あくまでも駿台だけあって受験生をメインターゲットとしていますが、基礎的な語彙から受験で差がつく単熟語まで幅広く網羅しており、大学受験に限らず英検やTOEIC、TOEFLの学習をしたい方でも十分活躍してくれます!

そして何より、高校の授業に必要な力から東大・京大受験のレベルまで、幅広い需要をカバーしてくれます!実際に私は『DUO3.0』という単語帳とこの『システム英単語』の2冊だけで京大入試の英語試験を突破したため、自信をもってオススメします!

ぜひみなさんも『シス単』で英単語学習、始めてみてください!

コメント

タイトルとURLをコピーしました